８月１３日から１６日は、お盆でした。
永昌寺でもお盆行事が１２日からはじまり、昨日の二十日盆までの間、たくさんのお檀家さんがお墓参りに訪れました。
１２日は、オホケと言って盂蘭盆施食会供養がおこなわれます。
全ての檀家さんのご先祖様を供養して、その後は各家にお塔婆をお渡しします。

１３日から１６日は、たくさんの皆さんがお墓参りに訪れます。
私は、棚経で各お家をめぐり、東堂は、本堂でお参りの方々の供養を執り行う二段構え。

１５日には、戦没者慰霊祭を執り行いました。
遺族だけでなく、地元の小学生も参列してくれまして、英霊の御霊に慎を捧げ、全員で戦争の根絶をお祈りしました。

最終日の１６日の夕方は、北上市川岸地区の北上川河川敷にて、川施餓鬼供養灯籠流しが行われました。
市内の和尚さん有志による読経の中、北上川の雄大な流れに乗って御霊供養の灯籠が流れていく景色は、心が温かくなります。
この風景を見ると、今年もお盆が終わるのだなあと感じる私です。

そして、今年のお盆の目玉は、何といってもお寺の麓に４０００本のヒマワリを咲かさせたことです。
お寺の観音様から見る景色も最高ですし、目の前の見晴らし台からのヒマワリも圧巻でした。
ご先祖様も喜んでくれたことと思います。

長い夏休みも終わりです。
お盆の終わりと共に夏も終わるのが岩手の夏！
とはいえ、まだまだ残暑厳しいようです。
みなさまご自愛専一にてお過ごしください。
合掌