さる２月１５日は、お釈迦様が涅槃に入られた日（亡くなられた日）、涅槃会でした。

そのお釈迦様が亡くなられた様子を描いた涅槃図を現在も掲示しております。

天保７年に、画師黒川によって描かれたと裏書されておりますが、

これまでてっきり、黒川（くろかわ）さんが描いたのだろうと思っておりましたが、

先日、よく知る方から、菅原黒川（こくせん）という郷土の画人であるということをお教えいただき、大変、貴重な絵であることを初めてしることとなりました。

そんな、およそ２００年前の涅槃図を本堂の横のお部屋に掲示して、ご法事に来られたお檀家さんに見ていただいております。

普段、本堂は施錠しておりますので自由に見ることはできませんが、拝観希望の方は、

住職がいるときに限りお見せすることが可能です。

その際は、お電話をいただきまして在山の確認をお願い致します。

住職　義範